2019年04月29日

ゲームマーケット2019春にて「時代劇3600秒」を出展します



 数寄ゲームズは5月25,26日に開催されるゲームマーケット2019春「蒼猫の巣出張所」ブースにて「時代劇3600秒」を販売します。ゲームデザイナーはのーべーさん、イラストは鍋野たまさん、グラフィックデザインは有我悟さんです。

 プレイ人数は2-7人、プレイ時間は人数*10分、対象年齢は、まあ、昭和生まれの方でしょうか(笑) とは言え、時代劇って再放送を見ている人も多いので全年齢で遊んで貰えるんじゃないかなあとも思っています。
 イベントでの販売価格は3000円になります。その後、数寄ゲームズ通販サイトでも販売予定ですが、一般販売は今のところ予定していません。また、ゲムマ当日の販売予約の受付を後日予定しています。

 さて「時代劇3600秒」、長いことリメイクを待ち望んでいた方も多いゲームなのではないでしょうか!? はい、まさにぼくもその中の1人です。自分でも欲しかったので「ぜひやらせてください」と作者ののーべーさんにお願いしまして、ようやくの実現とあいなりました。いやー、大変だった! 実はまだ作業中なんですけども!

 このゲームの魅力はなんと言っても、時代劇オールスターズなキャラクターの数々です。主役札8枚、脇役札30枚、事件札30枚とうちで扱ったゲームの中では過去最高のイラスト数……! イラストは鍋野企画の鍋野たまさんにお願いして、一目で誰だかパッとわかってしまう超絶クオリティで仕上げていただきました。

(※カードの色味は実物と多少違いがあります)












 当初、のーべーさんとの話では「ほりのぶゆきの『江戸むらさき特急』くらいの似てるか似てないか微妙なラインを狙っていきたいですねー」みたいなことを言ってたんですが、フタを開けてみればこの通りで。これはちょっとリアルに寄せすぎかも……? と思いつつ、のーべーさんにお見せしたところ、大変気に入って貰えたので、「じゃあこれで行きましょう!」ということになりました。
 あと、鍋野さんからは「似せる方が簡単なんですよ」という話を聞いて、「な、なるほど……!」と感じ入った記憶があります。




 鍋野さんのタッチが窺えるイラストもあります。

 ゲームとしては1枚の「主役札」、2枚の「脇役札」を引いて、自身の「番組」を作り、より多くの視聴率を稼ぐのが目的になります。
 手番には様々な効果が発生する「イベント札」、サイコロ勝負で高視聴率を獲得する「事件札」の解決を行います。こうした手順を8:00から10分刻みで8:40まで繰り返したらひとまずゲームは終了。最後の決算となる視聴率調査を行います。
 8:50の視聴率調査では視聴者からの反響となる「反響札」をそれぞれめくり、「イベント札」や「事件札」の最終的な視聴率を決定します。こうして最終的により高い視聴率を獲得したプレイヤーがゲームに勝利します。

 手順はシンプル、キモは気合一発サイコロ勝負、最終的な視聴率もガチャ次第。そこに濃厚すぎる時代劇フレーバーをかけまくった結果、カオス極まりないゲームに仕上がったのがこのゲームのユニークなところです。
 ゲームの勝敗とは全く関係ないところでは組み合わせで番組名を生成できる「番組名ジェネレーター」も遊び心があります。カードの左上と右下の単語を組み合わせてオリジナルの番組名を作れるというオマケ要素なんですが、ここで笑いを取れればもう勝ちと言っても過言ではありません。記録より記憶に残る時代劇を作りたいもんですな(なんかいいこと言ってる風)。

 さて、この「時代劇3600秒」、来歴を辿ればその大元はゲムマも存在していない1990年に遡るとのことで、来年で30周年という節目の年を迎えることになります。時代も令和に移ろうというこの時期に、昭和の薫りにむせ返るゲームを出すのはいささか時代外れと思えなくもないですが、いやいや、実はようやく時代がこのゲームに追いついたんじゃないの? とぼくは半ば本気で思っていますよ。
 このゲームの魅力はなんと言ってもサイコロを振っていくだけでオモシロトンデモ時代劇が自動生成されていく時代劇ジェネレーターの側面だと思っています。一応ゲームとしては番組間での視聴率の高低を競うという名目があるにはあるんですけども、逆転性のとにかく高いゲームでもありまして、競技性にはさほど目を向けてはいません。この割り切り方って実は先進的だったと思うのですね。
 特に番組名ジェネレーターなんてのは単語をいくつか組み合わせて面白いテキストを作り上げる、まさに今流行っているワード系アクティビティの走りだったりもして、昭和も令和も面白さの根源に大きな違いはないのかもしれません。
 まったく勝敗には関係ないお遊びを思いついたから盛り込んじゃえというこのサービス精神は、トンカツにカレーを足したら最強じゃんという発想と同じでまさにやりたい放題の同人の醍醐味ではなかろうかと思っています。

 まあ、さすがに時代も往時からは移り変わりまして、なんでもかんでもやりたい放題とは行かなくなったワケですが、その中でなんとかできんかなーと四苦八苦しながら進めたゲームです。そんなワケで気合を込めて作った「時代劇3600秒」。ぜひゲムマ当日は蒼猫の巣出張所ブースでご覧ください!



時代劇3600秒
ゲームデザイン:のーべー
イラストレーション:鍋野たま
グラフィックデザイン:有我悟
製作:数寄ゲームズ

プレイ人数:2−7人
プレイ時間:人数*10分
内容物:
・カード 129枚
・ダイス 10個
・カウンター 15個
・説明書 2部
ラベル:時代劇3600秒
posted by 円卓P at 19:57| Comment(0) | 時代劇3600秒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月19日

蒼猫の巣出張所 ゲームマーケット2019大阪特設ページ


 サークルカットはこんな感じで。「トランプ、トリックス、ゲーム!」の影が姿も形もないのはサークルカット提出時点ではまだ大阪に間に合わせるつもりがなかったからです。……というところから今回のスケジュールを推し量って欲しい!


 蒼猫の巣出張所は今回は一般ブースのJ-01/02になります。企業ブースを取るか悩んだんですけども、出展申し込みの段階ではまだ(略) 「トランプ、トリックス、ゲーム!」の持ち込み量によってはバックヤードがえらいことになるかも…… 端っこなのはまだ幸いですが。




 今回の新作としてはギュンター・ブルクハルトにとっても初の日本語版タイトルとなるトリテレーベル第2弾「トランプ、トリックス、ゲーム!」と、そこで使える「トランプ、トリックス、ゲーム専用弾丸コマ」になります。
 入稿は全て終わったのでなんとか当日販売できそうな気配はありますけども、まだ十分な個数が持ち込めるかどうかはわかりません。それもあって予約等は受け付けない予定です。
 弾丸コマは50セットくらいかなあ。多分大阪では不足するということはないかと思うんですけども、生産速度はそんなに早くないのでここで品切れするようだと入手が難しくなるかも。

 後日、数寄ゲームズショップ、及び全国の一般的なボードゲームショップで、今回新作の2点を含む数寄ゲームズ商品の取り扱う予定ですので、事情でゲムマに足を運べないという方や、当日買い逃したという方はそちらのご利用もご検討ください。

おしながき
トランプ、トリックス、ゲーム! 3−4人:30分:8才-:2000円
トランプ、トリックス、ゲーム!専用弾丸コマ 500円
知略悪略 4-6人:30分:10才-:2000円
ペーターと2匹の牧羊犬 2人:15-30分:8才-:2500円
百科審議官 3人:20分-:2500円
ボトルインプ日本語版 2-4人:30分:2000円
コプラス 2-4人:30分:9才-:4500円
そんな顔してどうしたの? 3-8人:20分:6才-:3000円
娘は誰にもやらん 2-6人:10分:10才-:1000円
夏休み大作戦 3-4人:45-60分:10才-:2500円
犯人は踊るポーカー 3-4人:10分:10才-:500円
姫騎士逃ゲテ〜 4人専用:20分:10才-:1000円























posted by 円卓P at 18:34| Comment(0) | 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月17日

「トランプ、トリックス、ゲーム!」専用の弾丸コマを販売します

 大阪ゲムマでの販売を目指している「トランプ、トリックス、ゲーム!」ですが、データの入稿も終わりましたので、あとは輸送トラブルさえなければ間に合いそうです。まあ、不確定要素としてはそこが一番大きいところなんですけども……



 そして、大阪ゲムマでは「トランプ、トリックス、ゲーム!」とともに別売りで3Dプリンター製の弾丸コマを販売します。こちらは12個セットでイベント価格500円です。



 この弾丸コマ、何に使うかというと、要するに獲得したトリックの数を示すために使うマーカーです。写真のように獲得したカードの上に置いて使用します。
 弾丸コマは4色3個ずつのセットとなっていますけども、3人プレイの時は余った1色を全員で分けて使って貰えればいいかと思います。





 ※写真のカードはドイツ語旧版なので、日本語版のカードの仕様とは若干異なります。


 サイズ感としてはこんな感じで、カードを含めてアミーゴ箱にすっぽり収まるサイズで設計しています。



 ※写真のカードはドイツ語旧版なので、日本語版のカードの仕様とは若干異なります(2度目)。

 ちなみに「トランプ、トリックス、ゲーム!」のカードは「知略悪略」の57*89mmよりも一回り小さい56*87mmとなっています。これはスリーブをつけた時にもう少し余裕を持たせたかったためです。


 さて、この弾丸コマ。箱に収まるサイズなら同梱でもよかったんじゃないの、という話もあるんですけども、別売りにしたのは2つ理由があります。
 1つ目は生産速度の問題です。3Dプリンターの製造は意外と時間がかかるもので、これを全製品に同梱する場合、弾丸コマがボトルネックになって供給が遅くなります。本体を欲しい人の手元に早くお届けしたいこともあって、同梱を標準にするのは難しいだろうという判断になりました。
 2つ目は必要性の問題です。この弾丸コマ、プレイする上で絶対に必要なものかといえばそうでもなく、そもそもが原版には存在しなかったものです。造形自体も単純なので単体で鑑賞に耐えるかといえばそういう美術的価値にも乏しく。で、これを一律同梱して価格を上げるよりは欲しい人だけに買って貰った方がいいんじゃないか、と判断しました。

 この弾丸コマ、原版からこのゲームに慣れ親しんでいる人にはおそらく必要のないものです。この弾丸コマは、このゲームを初めて遊ぶ人が混ざる場合を想定して制作したものです。
 やはりこのゲームの特徴は「獲得できるトリック数に制限がある」ことに尽きるんですけども、それが「残弾」という形で視覚的に表現されると「このトリックを取りに行くべきや、行かざるべきや」を実感しやすくなるんですね。
 また、ルールが実体を伴っているとインストも浸透しやすくなります。このゲームはトリック獲得制限にまつわる様々なルールが盛り込まれたゲームでして、その中には直感的ではないルールもしばし見受けられます。
 例えば「トリックを3回取ったプレイヤーはそのディール中はトリックに勝利できない」なんてのはその最たるものですけども、これも弾丸コマを交えてインストすれば「なるほど弾切れだからもう勝てないのか」と呑み込みやすくなるワケです。「3回までトリック取ってもいいよ」と「3回しかトリック取れないよ」は意味は同じでもより当事者性が強い投げかけになるワケですね。

 あとまあ、単純ながらトリックを取った時になんだか嬉しくなる効果もあります。不思議なことに弾丸コマをカードに乗せる手続きを加えるだけで、なんか「よし、狩ってやったぞ!」って気分になるんですよね。「これはオレのものだぞ!」という実感が湧くんでしょうか。
 ただ、逆にいらないトリックを取ってしまった時の「無駄弾を使ってしまったあああ!」感も凄いんですけども。悲しい。

 なので、もしあなたが「トランプ、トリックス、ゲーム!」というオモシロゲームをより多くの人に知ってもらいたい、そしてその時間をより充実したものにしたいと思っているなら、この弾丸コマはその目的達成の大きな助けになることと思います。
 もちろん「トランプ、トリックス、ゲーム!」を全員が遊んだことがないという状況でもこの弾丸コマは有用です。ゲームの概要を理解してもらう上で、この3発の弾丸の醸す雄弁さは結構なものです。
 やっぱり、遊んで貰うからには楽しく遊んでもらいたいんですよね。ルールを把握した上でストレスなく遊んで欲しい。このゲームはやはり少し呑み込みづらいゲームであることは確かなので、どうしたら少しでも遊びやすくなるだろうかとは色々考えています。

 そんなワケでこの弾丸コマ、いかがでしょうか? 快適な狩猟ライフをお求めの方はぜひどうぞ。