2017年12月12日

ボトルインプの一般販売が始まりました



 既に取り扱いの始まっていたお店もいくつかあるんですが、本格的に流通が動き出したようなので告知させて頂きます。ボトルインプそのものの紹介についてはこちらをどうぞご覧ください。
 店頭での小売希望価格は2100円税別としております。正確な価格はお店にお問い合わせください。

 取扱店についてですが、ぼくの確認している範囲では

・イエローサブマリン各店
・Engames
・ゲームストア・バネスト
・キウイゲームズ
・サイコロ堂
・すごろくや
・Dear Spiele
・ディスカバリーゲームズ
・テンデイズゲームズ
・TRICKPLAY
・ひがっちゲームズ
・ヒカリゲームズ堺
・プレイスペース広島
・ボードウォーク
・ボードゲームショップDDT
・Role&Roll Station
(50音順・敬称略)

 などで販売されているようです。ある程度著名なボードゲームショップなら扱いがあると思いますので他に目的がある時など、ついでに探してみてください。

 おかげさまでボトルインプ自体はとても評判がよく、ホッと胸を撫で下ろしているところです。今回の日本語版で初めてボトルインプを遊んだという話がとても嬉しいですね。手軽でじっくりなおかつドッキリが味わえるこのゲームを末永く楽しんで貰えればと思います。
posted by 円卓P at 21:05| Comment(0) | ボトルインプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月29日

ボトルインプ日本語版の販売方法について



 ボトルインプ日本語版の発売につきまして多くのご関心を頂いております。ありがとうございます。ボトルインプの販売方法について個別に幾つか質問を頂きましたのでお答えします。

 ボトルインプのゲーム概要についてはこちらをご覧ください。

Q.ゲムマ会場での取り置き予約は実施していますか?
A.予約は実施していません。十分な量を持ち込むつもりですが、今回のゲムマは初の2日開催ということもありまして予測が立ちにくいです。売り切れの場合はご容赦願います。

Q.ゲムマ1日目に売り切れた場合、2日目の販売はどうなりますか?
A.その場合、2日目の販売はありません。在庫の保管場所が首都圏ではないもので会場に直接搬入できないためです。

Q.ゲムマ後の一般流通はありますか?
A.あります。小売希望価格は2100円(税抜)となります。
ゲムマからさほど間を置かずに販売を始める予定ですが、具体的にどのお店で販売するかは現在お答えできません。お近くのお店でお買い求めになるご予定の方はお店の方に取り寄せを依頼するとより確実に入手できるかと思います。

 その他にも質問がありましたらお気軽にお問い合わせください。お問い合わせにはブログ最上部の質問用フォームやコメント欄をお使い頂ければと思います。

posted by 円卓P at 20:50| Comment(0) | ボトルインプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

ボトルインプ日本語版を作ることになったワケ


今日は現物の写真を載せたかったんですが、着荷が延期になったので使い回しです。

 さて、ゲームマーケット秋にて先行発売が予定されていますボトルインプ日本語版ですが、「このゲームを取り扱う数寄ゲームズとはなんじゃいな?」「どうして数寄ゲームズが取り扱うことになったんや?」と皆さん疑問に思われているのではないかと思います。今回はその辺に触れていきたいと思います。

 そもそも数寄ゲームズとはなんなのか。……はい、ボードゲームを制作する傍らで、様々なゲームデザイナーの手によるゲームの製作出版も行っているただの個人のブランドです。なんか後ろにめっちゃ金満なパトロンでもいればラクなんですけども、そういうこともなく一人で手弁当でやってます。
 同人ボードゲームの制作と海外商業ボードゲームの出版ではだいぶ階段をすっ飛ばしているように見えるかもしれませんが、数寄ゲームズではこれまで

・「娘は誰にもやらん」「コプラス」の出版(同人ボードゲームの出版)
・「そんな顔してどうしたの?」の出版(クラウドファンディング発海外ゲームの出版)

 と、段階を踏んでいますもんで、そこから敷衍すれば今回の海外商業ボードゲームの出版もそれほど突飛な展開ではないとご理解頂けるのではないかと思います。まあ、こうした例は珍しいかもしれませんが前例がないワケではなく、例えばテンデイズゲームズの前身の水曜日の会時代のタナカマさんがワレスのウントチュースを出版してたりしますね。

 http://tanakama.seesaa.net/article/119592888.html

 2009年ですって。

 さて、ぼくがボトルインプを作ることになった動機としましては、何よりも「このゲームが欲しい!」という一点に尽きます。トリックテイキングという字面にも馴染みがない時分にZ-Man版のボトルインプを遊ばせて貰いまして「なんかめちゃくちゃドキドキするゲームだな!」と強烈なインパクトを受けました。
 しかし、気づいた頃にはZ-Man版のボトルインプは絶版で、バンプスシュピーレから出版された青箱も見逃し、入手の機会をことごとく逃して今に至ります。もちろん手段を尽くせば手に入れる方法はいくらでもあるんですが、ぼく自身が面倒くさがりな性格なこともあって、例えばBGGマーケットは便利なんだろうなーと思いつつも手を出せずにいます。
 ぼくは基本的には他力本願がモットーでして、ボトルインプにしても他のメーカーの方が日本語版を作ってくれるなら「むしろありがたい! それならラクして手に入るぞ!」という気持ちではいました。でも、他に誰も挙手しないようだったので結局自分で作ることになった感じです。

 現状ボトルインプに限らず多くの名作トリックテイキングゲームが日本語版の出版には至っていません。その理由は至極簡単な話で、つまり売れないからです……
 これは何もぼくの妄想ではなく、複数のショップ関係者の方から「トリックテイキングゲームは売れないよ」という言葉をお聞きしています。人によっては「驚くほど売れないです」とまで言われたり。
 例えばショップの方にぼくが作った「どっちの始末Show」の取り扱いをお願いした時の会話がこんな感じだったんですが。

「箱にトリックテイキングゲームって書いてありますね」
「あ、そうですね。このゲームを気に入ってくれた人が次にトリテを探しやすいように……」
「トリックテイキングゲームって書いてあると売れないんですよね」
「あ、そうですか……」

 トリテ好きのためによかれと思って箱にジャンルを書いたのに、辛い…… 辛さしかない…… トリテ好きの市民権薄い……
 ただ、実はこの売れる売れないという表現はクセモノではあります。トリテ好きからすると「100個は売れるでしょ」みたいな「売れる」感覚なのに対してショップの方の感覚は「1000個は売れないでしょ」からの「売れない」みたいな。「売れる」の水準自体にズレがあったりもします。
 まあ、具体的な数字はともかくとして、現在の市況としてはトリテにかける労力でもっと大きな仕事ができるだろうというのが流通側の一般認識ではあろうと思います。
 大きな仕事とはつまるところ多くの人が待ち望んでいる仕事です。それを叶えるのは流通側の存在意義でもありますので、優先順位を考えてトリテが後回しにされるのは仕方のない面もあるでしょう。
 しかし、面白いゲームは次から次へと出てくるワケです。復刻を待ち望まれているゲームもドンドコ増えていきます。そんなこともあって「これはいつまで待ってもボトルインプの出番が回ってこないんじゃないか……?」という疑念にぼくは囚われまして「それなら自分でやるしかないんじゃないか?」という危険な妄想に取り憑かれ始めたのです。

 考えてみたらこれまでの色々な経験で海外の商業ゲームでも出版できる経験値が自分の中には溜まっていました。「自分で作れるじゃん」はヤバい発見ですね……

 で、トドメになったのがあるメーカーの方に「ボトルインプ日本語版作らないんですか?」と聞いた時の「うちにとってはスペシャルなゲームじゃないですね」という返答でした。しかしながらぼくにとってはスペシャルなゲームなので「うん、これは人をアテにしても仕方ねえな!」と、この時に吹っ切れました。そして作者のギュンター・コルネットにコンタクトを取ったのが今年の2月になります。

 なので、最初の動機は「自分が欲しかったから」で、それが行動に結びついたのは「他にやってくれそうな人がいなかったから」になるのかなと思います。なので「あんなよくわからんところが出す日本語版なんて信用ならんザマス!」とお思いの方もいるかと思いますし大変ごもっともな話ではあるんですが、元々「よくわかるところ」は手出ししないゲームなんですなこれは。ぼくは「どうにかなるんじゃないかなあ…… なるといいなあ……」と思ったので今回チャレンジしてみたワケですが、さて、どうなるでしょうかね? これは怖くもあり楽しみなところでもあります。

 正直なところ、メーカーとしての数寄ゲームズの信頼はまだ途上にありますから現時点で不安に思う方がいるのも当然のことと思っています。そこは行動で示していくしかありません。
 それだけに制作決定の告知から発売を楽しみにしてくださっている方々にはとても感謝しています。なんとかその期待に報いたいもんだなあと思っています。ゲームが好きだ、ってことくらいしか数寄ゲームズには信頼の担保がないのが現状ではありますが、ゲームの制作自体はラウタペリですし、いい意味でいじる部分のない新版ですので、クオリティについては安心して頂ければと思います。ボトルインプ日本語版をどうぞよろしくお願いします!
posted by 円卓P at 21:59| Comment(0) | ボトルインプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする