
メサイア・ワークスさんデザインの「娘は誰にもやらん」を秋ゲムマに出展します。イラストは「どっちの始末Show」から引き続き鍋野企画の鍋野たまさん。今回イラストを一新しての出発となります。
この企画に関しましては、まずぼくが「遊びたい!」と思ったのが発端でして、メサイアさんに「再販とか予定あるんですか?」とお聞きしたところ「諸処の事情により難しい」とのご返答を頂いたので、それじゃウチで面倒なところは肩代わりするんで再販やりませんか、というやりとりから始まりました。
「どっちの始末Showの時」に
「パブリッシングも手がけたい気持ちはあるよ」なんて言ったんですが、まあ、これは割とマジメな気持ちでして、今回の「娘は誰にもやらん」がまずはその端緒ということになります。
今回の版は正確には第3版と言うべきもので、おそらくは一番遊ばれている第2版をベースに対応人数の変更とちょっとしたルールの変更が含まれています。6人対応のためにカード枚数も増えました。あれやこれやと意見を交えながら完成させた版ですので、どうかよろしくご愛顧頂ければと思います。
ゲーム概要結婚…… それは人生最大の選択。
次々に現れる男性は、果たして娘の伴侶に相応しいのか?
あなたは娘の父親となってそれを判断しなければなりません!
時には黒いウワサにまみれた男が娘に近づいてくることもあるでしょう。
その時はおもむろに叫ぶのです。
「娘は誰にもやらん!」と。
しかし、忘れてはなりません。
あなたが真に目指すべきは愛する娘を幸せに導くこと。
せっかくのご縁を遠ざけていると
あなたの娘一人だけが嫁き遅れてしまうかもしれませんよ……?
「娘は誰にもやらん」は、娘の結婚をテーマにしたカードゲームです。

かわいい血を分けた(?)娘がそれぞれ1枚ずつ配られます。
各プレイヤーは愛する娘を幸せに導くことを目指します。
そのための要素は以下の4つ。
結婚の価値は男で決まる! 「男カード」による素点。

しかし、その男は○○だった! 「男の黒い噂カード」による減点。

さらに、お父さんも知らない娘の素顔! 「娘の隠し属性カード」によるボーナス点。

ついでに、他所の縁組に貢献したら貰える「成婚カード」の得点の合計で勝負します。

手番プレイヤーは男カードの山札から1枚をめくり、
未婚の娘を持つプレイヤーに「こちらの男性はオススメですよ?」と結婚を勧めます。

それがアラブの大富豪だった日にはYESと即断を下すところですが、
ここからがこのゲームのいやらしいところ。
他のプレイヤーは、求婚者に対して
「男の黒い噂」カードをいつでも好きなだけ投げつけることができるのです!

理想の男性があっという間に人間のクズに……
それでもこの男性が娘の伴侶に相応しいのかどうか。
あなたはよくよく考えなければなりません。
そしてゲームは山札が尽きるか、誰か一人を残して結婚が成立するかで終了します。
そう、娘のうち一人は必ず嫁き遅れてしまうのです。ああ、結婚とはまさに人生のチキンレース……
用意されたチャンスは決して多くはありません。
しかし、ゲームはまだ終わっていません。
最後に公開される「娘の隠し属性」!
イケメンゲットかと思いきや、実は娘の趣味ではなかったり……

結婚しなくてもパパさえいればそれで幸せだったり……

他人に揶揄される結婚でも、娘が幸せならそれでOKなのです!

「娘は誰にもやらん」はそんな結婚の喜悲劇を描いたゲームです。
おまけ:鍋野さんのゲーム紹介マンガ(クリックすると拡大サイズが見れるよ)

あひるホイッP製作のニコマス動画。
娘は誰にもやらんプレイ人数:2〜6人
プレイ時間:10分
対象年齢:10才〜
価格:イベント価格1000円
ゲームデザイン:メサイア・ワークス
グラフィックデザイン:鍋野たま
内容物カード 61枚
・娘カード 6枚
・男カード 20枚
・男の黒い噂カード 20枚
・娘の隠し属性カード 10枚
・成婚カード 5枚
マニュアル 1部