「Awkward Guests / 厄介なゲストたち」のソロプレイルールとアプリの使い方についてご説明します。このゲームのソロプレイは他人に急かされることなくじっくりと推理に浸ることもできれば、マルチプレイ前のチュートリアル代わりにもなるので、一度は試してみて貰いたい内容になっています。
画像はアンドロイド版のものになりますが、iOS版でも構成は一緒かと思います。
ソロプレイルールでは通常のルールとは異なり、プレイヤーは各難易度に応じた行動ポイントを持った状態でゲームをスタートします。新しいカードを見るたびにそのカードの情報価値と等しい行動ポイントを失い、行動ポイントが0になると強制的に解決フェイズに移ります。行動ポイントの範囲内で事件の全貌を明らかにすることがソロプレイの目的となります。

こちらがスタート画面です。「LOAD RANDOM CASE」「LOAD CASE BY ID」「RANDOM CASE-SOLITARY」「LOAD CASE-SOLITARY」「LOAD LAST CASE」の5つの項目があります。
左上から順番に、
「LOAD RANDOM CASE」
マルチプレイ用のランダムな事件デッキのカードリストを生成します。
「LOAD CASE BY ID」
事件番号[xxxxxx-y](xは数字、yはアルファベット)を入力することで指定の事件のカードリストを出力します。
「RANDOM CASE-SOLITARY」
ソロプレイ用の事件を始めます。この記事ではこの項目について説明します。
「LOAD CASE-SOLITARY」
事件番号[xxxxxx-y]を入力することで指定された事件のソロプレイを始めます。一度失敗した事件に再挑戦したり、自分が挑んだ事件を友達に解いて貰うこともできます。ネット越しで同時に事件に挑むのも面白いかもしれません。
「LOAD LAST CASE」
ソロプレイの状況は自動的にセーブされます。アプリを中断した場合など、この項目からソロプレイを再開することができます。

右上はオプション設定で言語の設定(英語/スペイン語のみ)、BGMと効果音の設定ができます。

ちなみにこれはマルチプレイのカードリスト生成画面です。表示された番号のカードを揃えることで事件のデッキが完成します。

ソロプレイの説明に戻ります。
まず、事件の難易度を選択します。難易度は通常のルールと同じく「ビギナー」から「完全犯罪」までの7種類があり、「普通」以上の難易度では共犯者がいる可能性があります。
下のチェックボックスでこれまでプレイした事件を生成しないオプションを選択できます。何度もソロプレイするならチェックを入れた方がいいでしょう。

各難易度では使用できる行動ポイントの合計が変わります。
ビギナー:70ポイント
とても簡単:60ポイント
簡単:50ポイント
普通:90ポイント
難しい:85ポイント
とても難しい:80ポイント
完全犯罪:75ポイント
基本的には低い難易度ほど簡単な事件となりますが、行動ポイントの関係で「普通」よりも「とても簡単」の方が難しく感じる場合もあります。

「行動ポイントを失う前に事件を解決してください。各ラウンドでは2つの調査項目を選択し、行動ポイントを支払ってカードを確認します。一度確認したカードをもう一度確認しないようにうまく選択してください。さあ、最初のラウンドを始めてください。」
……みたいなことが書かれています。Understoodを押すと次の画面に遷移します。

ソロプレイではマルチプレイのように70枚のカードデッキを作るということはなく、全てのカードから秘密裏にデッキが作られている状況から事件が始まります。
指定の6個の数字は最初に見ることができるカードの番号を示しています。指定の6枚のカードを引いて内容をトラッキングシートに記してください。

ラウンドの進行画面です。
右上には現在のラウンド数と残りの行動ポイントが示されています。プレイヤーはあくまで行動ポイントの範囲内で調査を行うので、ラウンド数による時間制限はありません。
中央の項目で今回の調査項目2つを選択します。画面の状態では「Bedroom/寝室」と「Billiard Room/ビリヤード室」が選択されている状況です。
調査項目を選択したらNextを押します。

この画面では行動力を消費して確認するカードを選択します。選択肢は常に4つあり、右下は常に「行動ポイントを1消費してカードを1枚ランダムで確認する」です。
それ以外の項目では確認するカードの枚数と消費する行動ポイントが示されています。ここで確認できるカードは先程の画面で選択した調査項目のいずれかに関係するカードになります。

カードを選択するとこのように番号が表示されます。その番号のカードを確認して情報をトラッキングシートに書き込んでください。
まだ情報が足りないようであればNextを、事件の解決に挑むのであればSolveを選択します。
なお、カードの挙動はマルチプレイと異なり、確認後は即座にデータ上の山札に戻り、リシャッフルされます。そのため、先程見たはずのカードが出てくることがままあります。
これは行動ポイントの無駄撃ちとなるので、いかに重複しないようにカードを引けるかがソロプレイ攻略のコツです。時にはランダム引きで消費行動ポイントを抑えることも重要になります。

こちらは解決フェイズの画面です。上から順番に「誰がウォルトン氏を殺したか?」「なぜウォルトン氏を殺したのか?」「どうやってウォルトン氏を殺したのか?」を指定します。
難易度「普通」以上ではこれに加えて共犯者の有無とその動機についても選択します。
すべての入力が終わったら右下のCheckを押してください。

「探偵さん、確認してください:あなたの推理はAngelica AlbinsonがAntifreezeを凶器として、Poizoned chaliceを理由に犯行を行ったということで正しいですか?」
間違ってなければYESを、考え直すならNOを押してください。

結果の画面が出ます。これは失敗画面となります。

その後、BACKを押すと事件の真相が表示されます。この事件ではMortimer W.MollowがBlunderbussを凶器として、Broken dreamsを理由に犯行を行ったということがわかりました。
ソロプレイはこんな感じで行います。説明は以上です。