2016年04月07日

「夏休み大作戦」ってこんなゲーム!


 コンポーネントはこんな感じです。

 ゲムマ春の新作、タイトルは「夏休み大作戦」です! プレイ人数は3-4人、プレイ時間は45-60分、対象年齢は10歳以上となっています。
 ようやく公開できると言いますか、まだまだ細かい仕様が決まってないんですが、ゲムマもあと一ヶ月を切ったということで、平行して広報活動も進めていかなければならないなと。ということで今回はゲムマ春の新作「夏休み大作戦」の概要についてお話していきたいと思います。
 なお、現在開発中のため、画像は製品版と異なる場合があります。



ちなみにいきなり箱にミスがありまして、内容物はカード60枚、サマリー4枚、チップ60枚、ポストカードのボード3枚、キューブ8つ、マニュアル1部となっております。ポストカード書き忘れてた……

 さて、このゲームの最大の特徴は前半と後半で全くルールの違う2つの競りのシステムが用意されているということでしょうか。この界隈で言うところの2段競りというヤツです。
 ゲームは友達カードを競る「一学期フェイズ」と日記カードを競る「夏休みフェイズ」で構成されています。最終的に最も多く勝利点を稼いだプレイヤーが勝利します。


 フレーバーと絡めて紹介すると、前半戦は新しい学校に転校してきたプレイヤーが友達を作る「一学期フェイズ」から始まります。舞台となるのはプールボード。ここで最も多くの「元気」+「負けん気」を支払い、より遠くまで泳いだプレイヤーがやる気を見せたということで友達カードをゲットします。1元気、1負けん気はともに1金みたいなものです。


 プールボードに友達カードを配置したところ。縦に長い!

 プールボードには3つのコースとそれに対応して「1枚の友達カード」「2枚の友達カード」「3枚の友達カード」がセットされていまして、自分の手持ちチップや戦略に合わせて、さて、どのコースに入札するかな、と考えるのが焦点になります。一度入札してから他のプレイヤーに上乗せされたプレイヤーは改めて入札し直せる(コース変更も可)、ところてん式の押し出し競りです。
 で、コースが3つ。プレイヤーが4人。3人プレイではダミープレイヤーが1人入りまして、必ず1人は友達カードを得られないままパスしなければならない非情の仕組みになっております。ただし、パスしたプレイヤーは、このラウンドはゆっくり休んで元気チップを獲得することができます。獲得できる元気チップの数は他のプレイヤーの入札額によって決まります。他のプレイヤーが高値をつければつけるほど得られる元気チップが多くなるので、激闘が予想される場合、早めにパスして次回に備える手もあります。
 もう一つ、元気チップと一緒に支払いに使える負けん気ですが、これは負けん気トラックを進めることで溜めることができます。負けん気トラックは自分が入札済みのコースで他のプレイヤーが応札してきた時に1進みます。逆に言えば他のプレイヤーに応札すると相手の負けん気を掻き立ててしまうワケで、応札の応酬が続くと当初予想もしていなかった高値に発展してしまうこともありえます。


 これ、一つユニークな動きとしては、滑り止めのコースで負けん気を稼いでから本命のコースに参入するというやり方もありまして、場合によってはプレイヤー同士で負けん気を稼ぐための結託が起きることもあります。まあ、先に抜けられると欲しくもない友達カードを高値で掴むことにもなりかねないのですが……
 ただし、負けん気は8が上限です。負けん気トラックが上限に達したらすぐに競りを終わらないと無益な争いを繰り広げることにもなりかねません。また、負けん気は元気チップに直接交換できないのでどこで負けん気を吐き出すかのマネジメントも大事です。
 とまあ、こんな感じで「一学期フェイズ」は元気と負けん気を使って友達カードを獲得するフェイズになります。



 続く後半戦は「夏休みフェイズ」です。ここでは「一学期フェイズ」で獲得した友達カードを使って勝利点となる日記カードとはなまるチップを獲得します。友達カードに書かれている数値「早起き度」が重要になります。


 プールボードの裏面はひまわりボードになります。

 「夏休みフェイズ」ではスタートプレイヤーから順番に友達カードを1枚プレイし、早起きな友達カードを出したプレイヤーからひまわりボード上に並べられた日記カードと手番順チップを獲得します。基本的に高得点の日記カードを得ようとすると次回の手番が早くなります。「夏休みフェイズ」は圧倒的に後手有利な仕組みなので日記カードの獲得の際には得点と手番のバランスを考えなければなりません。
 さて、日記カードには緑、青、黄色の三色があります。これはそれぞれ勉強、運動、体験の3つのカテゴリを意味しているのですが、友達カードも同様に三色の色分けがなされています。
 で、日記カードを獲得する際、同色の友達カードをプレイできていれば、日記カードと友達カードの両方を手元に並べることができます。これが「日記帳」です。


 「日記帳」は規定されたページ数を揃えることでボーナス得点のはなまるチップを獲得することができます。まあ、早い話が「同じ色を集めるとオトクですよ!」ということですね。


ちなみに日記カードと友達カードの色が合わなかった場合は、日記カードだけを「日記帳」に加えて友達カードは残念、捨て札に行きます……


 もう一つ、ひまわりボードには常に人数+1枚の日記カードが補充されます。プレイされた中で「一番早起きな友達カードの早起き度」と「他の全ての友達カードの早起き度」の差が9以上ある場合(3人プレイだと12以上)、この余った1枚を一番大きな友達カードを出したプレイヤーが獲得することができます。早起きは三文の得というやつですね。


 高得点のはなまるチップを獲得するには誰よりも早くページ数を揃えなければならないので2枚取りを狙う機会は多いでしょう。また、日記カードの獲得競争で一歩遅れてるプレイヤーも2枚取りで逆転する可能性は大いにあります。
 ちなみにちょっと慣れてる人なら「複数プレイヤーが同時にはなまるチップの条件を達成したらどうなるの?」という疑問が湧くと思いますが、はなまるチップは、日記カードと同時に得た手番順チップの順番で獲得していきます。


 で、ひまわりボードに十分な日記カードが補充できなくなったところで「夏休みフェイズ」は終わり、得点計算に移ります。得点になるのは、日記カードの勝利点。はなまるチップの勝利点。あと元気チップも2個で1点になります。
 そしてもう一つ、勉強カテゴリの緑のカード。このカードの枚数によって最後に減点・加点が入ります。夏休みの宿題をちゃんと終わらせたかのチェックですね。

 獲得した緑のカードの枚数に応じて教室ボードに書かれている減点・加点が入ります。そして減点を受けたプレイヤーは更なるペナルティとして所持しているはなまるチップ1枚を捨てなければなりません!
 夏休みはもちろん様々なイベントを楽しむ機会ではあるんですが、一方で勉強も疎かにしてはいけませんよ……という、ゲームばかり遊んでいる人にとっては耳の痛いルールになっています。
 とはいえ、勉強を優先するとはなまるチップの獲得が遅れてしまうワケで…… やはり宿題は8月31日に片付けるのがベストのやり方なのではないでしょうか……!?
 まあ、そこは各プレイヤーの動き次第なところもありまして、勉強特化で高得点を稼ぐ戦略もあったりします。なので大事なのは一学期にどれだけ友達甲斐のある仲間を作れるか……というところに帰ってくるわけですね。つまり友情が大事なゲームってことです。ユウジョウ!
ラベル:夏休み大作戦
posted by 円卓P at 20:32| Comment(0) | 夏休み大作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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