2018年11月29日

「ペーターと2匹の牧羊犬」のスコアシートを作ってもらいました

 「ペーターと2匹の牧羊犬」のアートワークをお願いした別府さんがテストプレイをしたところ、「春の得点計算のタイミングを忘れやすい」とのご指摘があったもので、スコアシートとその辺の進行を兼ねてサマリ的なものを作ってもらいました。
 それぞれの動物の点数も記されているので、初めてゲームを遊ぶ際によくある「動物の得点ってどんなんだっけ?」という疑問もすぐ解決できます。



 A4サイズでどうぞご自由に印刷してお使いください(クリックすると印刷用PDFが開きます)。

 本当はこういう情報は、ついたての裏にも入れられればベストなんですけども、ついたてを入稿する段階ではまだルールが固まっていなかったので、入れられなかったんですねー。
 まあ、そういうことはよくあります(伏し目がちに)。
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2018年11月24日

蒼猫の巣出張所 ゲームマーケット2018秋特設ページ


 サークルカット作るの辛い辛い言うてたら、今回イラストにアートに大車輪の活躍を見せる別府さいさんが「私やりますよ!」と言ってくれたのでホイホイお願いしました。ありがたい…… おかげさまで企業ブースでの解像度にも映えるナイスサークルカットになりました。




 蒼猫の巣出張所は今回の企業ブースのB-08となります。さすがに今回は抽選がヤバいんじゃないかと思って企業ブースを取ってみたんですけども、一般でも大丈夫だったような…… とは言え、企業ブースは広いバックヤードを貰える利点もあり。去年の失敗を踏まえて遠慮なしに持ち込んでいきたいと思います。




 今回の新作としては長いこと絶版が続いていたメイフォローの奇作「知略悪略」の日本語版と、2人用のトリックテイキングゲーム「ペーターと2匹の牧羊犬」を用意しています。
 予約に関しては、「知略悪略」は大量に持ち込む予定なので実施しません。去年、品不足で新幹線で長野に帰るという失態をかましたので、さすがに今年は多すぎるだろっていうだけの数を持ち込みます。
 「ペーターと2匹の牧羊犬」に関しては後日予約を実施する予定です。こちらは製造上の都合からそれほど潤沢に数を用意できないと踏んでいるので、欲しい人向けに少量実施しようかと。

 その他、コプラスのストレッチゴール特典も少数用意します。前回はキューブと交換という形でお渡ししたんですが、「キューブ持ってきてないんですけど……」という応対が結構多くて(それ自体はそんなもんだと思っているんですが)、色々面倒くさいところもあるので100円で販売します。まあ、それも面倒という方は通販サイトの数寄ゲームズショップをご利用ください。
 また、数寄ゲームズショップでは、今回新作の2点を含む数寄ゲームズ商品の取り扱っていますので、事情でゲムマに足を運べないという方や、当日買い逃したという方はこちらのご利用もご検討ください。

おしながき
知略悪略 4-6人:30分:10才-:2000円
ペーターと2匹の牧羊犬 2人:15-30分:8才-:2500円
百科審議官 3人:20分-:2500円
ボトルインプ日本語版 2-4人:30分:2000円
コプラス 2-4人:30分:9才-:4500円
そんな顔してどうしたの? 3-8人:20分:6才-:3000円
娘は誰にもやらん 2-6人:10分:10才-:1000円
夏休み大作戦 3-4人:45-60分:10才-:2500円
犯人は踊るポーカー 3-4人:10分:10才-:500円
姫騎士逃ゲテ〜 4人専用:20分:10才-:1000円



















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2018年11月22日

数寄ゲームズ通販サイトにてスマートフォン株式会社を販売します



 先日少しだけお伝えしたんですけども、ロシアのCosmodrome Gamesのエッセン新作「スマートフォン株式会社」の和訳付き英語版を数寄ゲームズ通販サイトにて販売予定です。プレイ人数は1-5人、対象年齢12歳以上、プレイ時間60-90分、価格は8500円。プレイ時間が2時間いかないところから分かる通り、ガッチガチの経済ゲームというよりは、遊びやすさに寄せたゲームという感じです。人数も1-5人対応で幅広。AIキャラ「スティーブ」を交えたソロプレイルールも完備です。


 ソロプレイルール「スティーブ」の表紙。北島三郎に見えるのはぼくだけでしょうか

 発送時期は12月中旬から下旬といったところでしょうか。全国的に物流が忙しない時期なので多少の前後はあるやもしれません。

 今回用意する部数は100部です。これは当初ゲムマでの販売を予定していまして、「まあ、2万人も集まるならこういうゲームが欲しい物好きな人も100人くらいいるんじゃないの?」くらいの考えで決めたんですけども、フタを開けてみたらゲムマには間に合わず「なるほど、大手メーカーは毎年こういう勝負に挑んでいるのだな……」ということがわかりました。納期に厳しい秋ゲムマ。

 やるなら急がないとヤバいなとは思っていまして、先方にはエッセンシュピールの開催前に連絡を入れたんですけども、どうやらエッセンで結構な人気を博して売り切れてしまったようで、急遽2刷りに入ったものの間に合わず、という流れです。そんなワケで現状世界的に数が不足しているというか、小売店への供給はこれから本格化するというまさに新品ホヤホヤなゲームであります。



 さて、ゲームの概要を簡単に紹介しますと、プレイヤーはスマートフォン会社の社長になって、世界の様々な地域で自社のスマートフォンを販売してシェアを獲得することを目的とします。このゲームでは販売による儲け=勝利点という仕様なので、とにかくじゃんじゃんスマホを作っては売り、作っては売りすれば勝ちに近づきます。
 しかしながら、このゲームのキモとして「スマホの設定価格を安くしたプレイヤーから先に行動できる」という仕組みがありまして、もう、この一文だけでシェア争奪のためには熾烈な安売り合戦に挑まねばならぬのか、という予感が漂います。この手の経済ゲームだとよく広告宣伝費をぶっこむと行動順が早くなる、みたいな仕組みがあるんですけども、このゲームはその辺を設定価格に一元化してスッキリさせてる感じですね。

 で、このスマホの価格設定も含めたアクション選択はプロット式で秘密裏に決めて一斉公開という、他のゲームに例えて言うなら「フレスコ」とか「モンバサ」とか「EDO」みたいな感じのシステムなんですけども、様々なアクションシンボルが描かれた2つのパッド(タブレット)を重ねてアクションの割り振りを決めるという辺りがちょっと他では見ないユニークさがあって興味をそそられます。



 パッドを重ねることで隠れたアクションシンボルはこのラウンドでは使えなくなるので、それならパッドは重ねない方がいいんでないの、とも思うんですけども、一方でパッドを重ねたマス数だけ製品が生産できるので、大量生産を狙うにはアクション数を犠牲にしなければならないというジレンマがあります。

 あと、特徴的なのがスマホに搭載する新技術の開発です。「目当ての新技術さえ搭載していればどんな高いスマホでも買ったるで!」というギークな太っ腹なお客様が世界各地には存在していて、自社だけの独占技術を持っていると価格競争から一抜けして自分だけ高級スマホを売りさばくことができるんですね。
 新技術には「4G回線」とか「リチウムイオンバッテリー」とか「NFC」とか、なんかどこかで聞いたことあるものが6種類あり、先述のスマホの販売条件を広げると同時に、プレイヤーに固有の特殊能力を与えてくれます。特殊能力は結構強力なものがあって、どの特殊能力を獲得するかで頭を悩ませることになりそうですね。


 技術は表裏の両面アリでリプレイ性を担保している感

 ちなみに世界で一番最初に新技術を開発したプレイヤーはゲーム終了時に勝利点をもたらす「特許」を獲得できるので、やはりここでも行動順は重要な雰囲気です。しかしながら「特許」の取得後は技術が普遍化するのか開発コストが1安くなって誰でも開発しやすくなるので、あくまでスマホ販売を得点の主眼に据えるならば技術の後追いも悪くはないのかもしれません。

 そんな感じでゲームの戦略としては薄利多売か高級志向かの大きく2つに分かれるんだと思います。12エリアに分割された世界の各地域では、スマホ販売数のマジョリティ競争もあるので、シェア1位ないし2位を取れば追加の勝利点も得られます。1個辺りの価格が安くてもマジョリティのボーナス点を稼げれば元は取れるという算段もあるでしょう。

 とまあ、ゲームの紹介としてはそんな感じです。あとは実物を直に見ていないんですがコンポーネントが結構豪華な雰囲気です。各種コマなんかはキレイなアクリル製ですし、「大鎌戦役」のような貼り合わせ型のボードもあって、プレイアビリティの向上を図っている感じです。アートワークも美麗ですね。



 説明書はこの手の和訳付き輸入品だと箱の裏面に外付けでぺたーっと貼られているのが常なんですけども、今回製造が遅れた奇貨でなぜか日本語版マニュアルを同梱することになりまして、急遽原版準拠の日本語版マニュアルを作成する羽目……もとい作成する恩恵に与りました。
 いやまあ、自前で30ページ以上のマニュアルを100部刷るとなるとそれなりにお金もかかりますしね。先方で刷ってくれるというのであれば乗らない話はありません。

 まあ、そんなワケで予想外に日本語マニュアルの作成に時間と手間がかかることになってしまったんですけども、日本語マニュアルの作成は一発命中Pがメインで担当し、監修をぼくとシミーズさんが務めています。

 ちなみにシミーズさんは本来全然関係ないっちゃない方なんですけども、このゲームを六次化農村チックだとレビューしてたのでこっちから巻き込みました。ちなみにルールを読んだ感じではあんまり六次化農村とは似てないような…… 需要がめくりでペロッて感じじゃなくて、固定されているところが近いのかなあ。




 不明点に関してはCosmodrome Gamesに直接問い合わせたので初プレイからルールミスなく遊べる……と思います。
 ちなみにエッセンで発売された初版は「いやいや、そこ大事なところでしょ!」っていうルールの抜けがあったんですけども、今回の2刷りではしっかり直っています。
 そして我々に渡されたサンプルの英語ルールはその抜けが直ってないやつでして、おかしいなと思ってBGGで初めて抜けに気付くということもありました。公式サイトでフォローしてくださいよ!

 割とこの辺、ツッコミ出したら止まらないというか、色々なオモシロエピソードには事欠かないんですが、まあ、その辺は折を見てお話できたらいいなというか、お話するのはちょっと、というか、まあ、とにかく色々ありました。
 あと、素人仕事ではあるので、デザイン的にはちょっと、という部分があるにはあります。ここは先に謝っておきます。すみません!


 あと、今回のこれは「一発命中Pセレクション」と勝手にぼくが呼んでいるんですけども、そもそものキッカケとしてこのゲームを一発命中Pが欲しがったのが今回扱うことになった理由だったりします。




 そもそも一発命中Pはちょっと変わったテーマのゲームが好きな方で主にテーマ優先でゲームを買う方です。割とその辺は徹底してて、ドイツ年間ゲーム大賞を受賞するような王道のゲームは基本的に買わないみたいな傍流をひた走る人です。ぼくはどちらかと言えばシステム優先でゲームを買う方なので、お互いの興味が合致する例はあまり多くはないんですね。
 一発命中Pのブロマガを見てもやっぱり一風変わったチョイスです。
 ただ、今回の「スマートフォン株式会社」は、ぼく自身も興味が湧いたゲームではありましたので(六次化農村に似てるって言われればそりゃ気になるワケです)、ここで珍しく一発さんの趣味とぼくの趣味がクロスしたワケです。しかも扱ってるのはあまり名前を聞いたこともないパブリッシャー。これはワンチャンあるで。ということで。

 もちろん冗談半分でやるにはリスクが大きい案件ではありますので、それなりに悩みはしたんですけども、同時に一発さんの趣味性ってどこまで共感を呼ぶものなんだろうか、というのは興味の湧くところでもありまして。考えてみると一発さんとの付き合いは7年ほどになるんですけども(結構長いな!)、やっぱりチョイスに一癖あるというか、ぼくにない視点を持ってて目の付け所に面白みを感じるんですよね。
 それはなんというか、世の中の多数派の支持を得られるものではないんだけども、でも「絶対にこれ好きな人いるよね!」っていうゲームのチョイスなんです。ぼくはそれに1回賭けてみたくなったというか、つまるところ、「スマートフォン株式会社に賭けた」とか、「ゲムマ発売に賭けた」とかではなく、「一発さんに賭けた」というのがこの一発命中Pセレクションの真に意味するところではないかなあと思うのです。
 なので、興味を持ってくれた皆様にもぜひ一発さんに賭けて欲しいんですよね。そうするとぼくは嬉しいと。というかみんなも嬉しいでしょう? みんなで幸せになりましょう。
 その結果、第2、第3の一発命中Pセレクションに繋がるかもしれないですし…… こういう将来像を人質にして協力を迫るやり方、ぼくがよくやるパターンなんですけども、でもまあ、これは事実なので仕方ないです。ぼくらは拡大再生産のシステムの中で生きているのです。

 とまあ、長々と書いてきましたが、そんな感じです。
 販売は数寄ゲームズ通販サイトで行いますので、興味のある方はブックマークしておくとよいかと思います。早いもの勝ちになるかもしれませんし(煽り)。
 まあ実際どうなるんですかね…… 全然わかりませんけどもぜひ買ってください。


スマートフォン株式会社
デザイナー:Ivan Lashin
アートワーク:Viktor Miller Gausa
パブリッシャー:Cosmodrome Games
プレイ人数:1〜5名
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:60〜90分
予価:8,500円
posted by 円卓P at 20:23| Comment(0) | 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする