2015年03月30日

「犯人は踊るポーカー」上級ルールを検討中です

 各地のゲームショップで「犯人は踊るポーカー」の販売が始まりました。テンデイズゲームズさん、すごろくやさん、ロール&ロールステーションさんなどで販売しています。
 それにともないまして、より幅広く「犯人は踊るポーカー」を楽しめる「上級ルール」を現在検討しています。この上級ルール、できれば春ゲムマまでに纏めてルールを公開・配布したいなあと思っています。
 検討している「上級ルール」の「初級ルール(現在頒布されているマニュアルのルール)」からの変更点は以下の3点です。

・カード交換で指差したカードが被った場合、より強いカードを持っているプレイヤーがカードを得ます。

・2回目のカード交換では「被害者」を指定できません。指定できるのは「自分以外のプレイヤーの手札」です。

・「初級ルール」では選択ルールだった2ゲーム先取を正式なルールにします。


 もう少し具体的な説明をしましょう。

・カード交換で指差したカードが被った場合、より強いカードを持っているプレイヤーがカードを得ます。

 現在の「初級ルール」では指差しが被ると(バッティングすると)、バッティングしたプレイヤー双方がカード交換の機会を失う仕様になっています。
 「上級ルール」ではバッティングが発生した場合、バッティングしたプレイヤー同士、お互いの手札を見せ合い、よりランクの大きなカードを持っているプレイヤーが先ほど指差したカードを獲得します。(ランクの小さなカードを持っているプレイヤーはカードを得られません)
 なお、3人以上のプレイヤーがバッティングした場合、カード交換は行われません。これは「初級ルール」と同じです。

情報量の増大とプレイ指針の付与
 まずバッティングしても情報が貰えます。これが大きな変更点です。
 また、ランクが勝敗判定だけでなくバッティングにも影響を及ぼすため、手札がプレイヤーに行動指針を与えます。1回目のカード交換も積極策か安全策か、カードのランクを参考にして臨むことができます。
 また、バッティングが発生した場合、他のプレイヤーはカードのやりとりからそれぞれのランクの大小を窺い知ることができるため、薄い情報が入手できます。これも情報量の増加に寄与します。
 反面、カード移動がやや煩雑になります。具体的には下記を参照して頂ければと。

カード交換例1(クリックで最大化します)

カード交換例2(クリックで最大化します)


・2回目のカード交換では「被害者」を指定できません。指定できるのは「自分以外のプレイヤーの手札」です。

 「初級ルール」では、カードの交換対象は「自分以外の相手プレイヤーの手札」と「被害者」のいずれかでしたが、「上級ルール」では、2回目のカード交換は「自分以外のプレイヤーの手札」しか指定できません。(※2人戦の「ゲスト」は「初級ルール」と同様に指定できます)

情報格差の強化と逆転性の抑制
 「被害者」を固定することで「被害者」の情報価値をより強めます。1回目の交換で「被害者」にタッチすることが重要になりますが、同時にバッティングの可能性も高まります。
 また、「被害者」の入れ替えをなくすことで、逆転性を抑制します。事件の帰趨を定めた上で、2回目の交換はプレイヤー同士の手札交換に焦点を絞る意図です。
 フレーバー的には1回目の交換が「問題編」、2回目の交換が「解決編」という感じでしょうか。

・「初級ルール」では選択ルールだった2ゲーム先取を正式なルールにします。

 これはまあ、書いた通りで。2ゲーム先取だと4人戦なら最大5ゲーム続ける形になりますが、このゲームはちまちまと繰り返して遊ぶのが楽しいのと、1回だけだと初回で脱落して終わってしまうのが寂しいので、2ゲーム先取を標準化するのがいいんではないかなという判断です。
 あとまあ、2ゲーム先取だとリーチをかけたプレイヤーとそうでないプレイヤーが出てきます。そうなるとトップ叩きめいたインタラクションも生まれるので、連続して遊ぶことで遊び方にもメリハリが生まれるのではないかなと思います。

 こんな感じで「上級ルール」は特に情報の扱いに関して「初級ルール」よりも踏み込んだ形になっています。上記の3つのルール変更により、プレイヤーはよりロジカルな動きを求められることになります。

 ……で、実際のところ触感はどうかと言いますと。ぼくがテストをしてみた限りでは、情報量が増えたことで「初級ルール」よりも勝負に納得の行く形になったかな、という印象があります。あと、割とプレイヤーの学習と理解が反映されるゲームになりました。
 ただまあ、情報量が増えすぎて処理しきれないという方も中にはいらっしゃるかもしれません。この辺はどこまで負荷をかけていいのかしら、というところがぼくの回りの狭い事例だけでは判断が難しくて悩ましいところです。
 ただ、見通しは格段に良くなるので、ゲーム好きなら「上級ルール」の方が肌に合うのではないかなあと。

 ともあれ、春ゲムマまでの限られた時間で、なるべくこのルールを磨き上げたいとは思っていますので、「犯人は踊るポーカー」をお持ちの方で、「上級ルール」に興味をお持ちの方はぜひぜひ上記の形でプレイして頂いたり、このブログやツイッターアカウント(@horiken0)までご意見・ご質問・感想を頂けるとありがたいです。
 それらの声を参考にした上で最終的な「上級ルール」を策定・公開したいと思っています。よろしくお願いします。
posted by 円卓P at 20:59| Comment(5) | 犯人は踊るポーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月05日

インストで役立つかもしれない、犯人は踊るポーカーのフレーバーの話

 先日のゲームマーケット大阪では多くの方に犯人は踊るポーカーをお買い求め頂きました。本当にありがとうございました!
 早くもプレイされた方もいらっしゃるかもしれませんが、今週末が一番ホットに遊ばれる時期ではないかなと思っています。なので、これから犯人は踊るポーカーをインストする人向けにこのゲームのフレーバーについてお話したいと思います。インストの直接の助けになるかはわかりませんが、背景世界の理解と共有は時に場を暖める効果がありますね。

 さて、犯人は踊るポーカーは「一番小さな数字を持っている人が負け」という、言ってしまえばそれだけのゲームです。それだけのゲームなんですが、テーマとしてミステリを載せたのにはテーマとシステムの相補性を狙う意図があるワケでして、じゃあこの勝敗判定はテーマ的にはどう解釈できるのか、というのを解説したいと思います。
 この辺のお話的な意味あいを理解していると、勝敗判定の時に「あれ、どっちが勝ちなんだっけ?」という混乱を避ける事ができるのです。慣れてくると展開が早くなるのであまりそうしたフレーバーには頭が行かなくなるかもしれませんが、初めてのプレイの際にはこのゲームの背後に広がる世界を想像して貰うことでより一層このゲームを楽しめるのではないかと思います。


・「容疑者」について
 実は「容疑者」は最も名づけに困ったキャラで、このキャラは「容疑者であると同時に物語のヒロインであり、探偵が助けることを誓った薄幸の佳人。多分お嬢様」です。これを一言で表現するのは……難しかった!
 なので、キャラを発注する際には「ヒロインです! ヒロイン力高めでお願いします!」と鍋野さんの奥さんに伝えた記憶があります。赤いリボンでもつけて貰えばよかったですかね……
 ヒロインがそのまま黒幕っていうお話もありますので、そこはアレなんですが、まあ、このお話ではヒロインは純然たるヒロインということで、ランクは最大に設定されています。

・そもそもこのゲームのランクってなんだ?
 犯人は踊るポーカーの5枚のカードにはそれぞれ1〜5までの数字が振ってあるワケですが、この数値とは一体なんなんだ、と思われるかもしれません。
 これはミステリにおける各配役の社会的地位を数値化したもので、発言力・説得力と言い換えてもいいかもしれません。なので通常の勝敗判定の場合、最も発言が怪しいのは「犯人」ということになりますし、逆転が発生した場合最も怪しいのは本来ヒロインであるはずの「容疑者」になるワケです。


・勝敗の逆転について
 このゲームでは「探偵」もしくは「目撃者」が被害者になった場合、勝敗条件の逆転が起きて最もランクの高いカードを持っているプレイヤーが敗北します。大抵の場合、「容疑者」です。
 で、「探偵」と「目撃者」が被害者の場合、なぜ勝敗が逆転するかと言えば、この事件を解決に導くための「証拠」がなかったり、正しい「推理」がなされなかったりするためです。事件を正しく解決するためには「探偵」の推理と「目撃者」の証拠が不可欠なのです。
 なので「探偵」「目撃者」が被害者の場合(手を下したのは「犯人」でしょう)、事件は正しく解決されません。犯人の誤誘導によって「容疑者」であるヒロインは誤認逮捕されてしまうのでしょうね…… あ、たまに「一般人」が捕まることもあります。


・「犯人」が被害者の場合
 もちろん、被害者をめくってみたら「犯人」だった、という場合もありえます。これはどういうことかというと、実はこの事件は「犯人」の自殺だったんですね。
 この場合、勝敗の逆転は起きず、負けるのは「探偵」のカードを持つプレイヤーになるんですが、それというのもただの自殺をことさら「いや、これは殺人事件だ!」と吹聴して場を混乱させてしまった探偵がペナルティを負いますよ、という意味なのです。
 3人プレイなどで「探偵」が抜けている場合、「目撃者」が敗北する場合もあります。これも同様の理由で捜査を混乱させた「目撃者」に責があるよねって感じです。オオカミ少年ですね。


・「一般人」について
 実はこのゲームにおいて最強のカードが「一般人」です。モブです。まあ、何の変哲もない一般人が物語によって最も影響を受けない立場にいる……というのは、頷けるところかなと。
 クリスティの某皆殺し作品でもなければ一番生存確率が高いのは「一般人」ですんで、「一般人」を手にしたプレイヤーはなんとか「一般人」の立場を守りたいところではありますね。バッティングを積極的に狙えば、あるいはそれが叶うかもしれません。

 まとめ。4人プレイでの物語的な解釈ですが、こんな感じになります。(※クリックで拡大)

posted by 円卓P at 21:11| Comment(0) | 犯人は踊るポーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月03日

ゲームマーケット2015大阪が終わりまして

 ゲームマーケット大坂お疲れ様でした! A14鍋野企画+数寄ゲームズに足を運んでくださった皆様、ありがとうございました!
 さて、ぼくはと言えば今はすさまじい筋肉痛に苛まれておじいちゃんみたいな動きしてます。マジしんどい……!

 で、今回のゲムマ、ぼくは前日に大阪入りしてボードゲーム研究室のカワサキさん主催のボードゲーム会に参加させて頂きました。こちらの会はゲムマ出展者が多数参加するゲーム会で当日ロクにゲームを買う隙がない出展者がそれぞれのゲームを遊んで「あ、これいいなー、明日買いに行こう……」と目星をつけるためのゲーム会です。
 でも、考えてみたらぼく賽苑さんの「勝手にしやがれ」と高天原さんの「7つの紋章、7つの部族」「キーストーン」しかゲムマ新作遊んでないような……

 遊んでないけど思わず写真を撮ってしまったごい牌

 賽苑さんの「勝手にしやがれ」は2人用の協力型ペンギンパーティーみたいなゲーム。TakPと一緒に遊んだんですけど、2回やって2回失敗。TakPはぼくの気持ちを全然わかっちゃくれませんね!
 「7つの紋章、7つの部族」は、あ、考えてみたらこっちも協力型というかチーム戦のトリックテイキングゲーム。ぼくと高天原のたなやんさんチーム vs TakPとほらボド!のmomiさんチームという構成で遊んだんですが、こちらはたなやんさんとの連携がうまく決まって2戦2勝。やっぱTakPとは違いますね!
 あ、ゲームとしては7つの紋章、凄くよかったです。ぼくはあんまトリックテイキングやらないのでアレですけど、1トリックで凄い大勝とか大敗とかはなくて、1トリック1トリックを積み重ねていくゲームなので勝ち負けが明確というか。あとチーム戦なので2回に1回はトリック取れるのでゲームに関わってる感じが強いのかも。
 「キーストーン」も面白かったですけど、ぼく基本的に配りきりのトリックテイキングの方が好きなんす。ただ、あのシステム、カウンティングが容易なので配りきりにすると詰め将棋になっちゃうよね、というのも確かで。後半にドバッと得点が入りやすいゲームなんで、うまく後半でリード取れるとトリック連続で取れて逆転が狙えるってのは面白いんですけども。

 序盤はトリックが取れたものの後半で手が伸び悩む図

 準新作ではバネストさんの「狸神家の一族」も。こちら、ミスボドの秋山さんが持ってきたものをルールを知ってたんでインストしたんですけども、やはりスピーディで面白い。けがわさんが色々呟いてたのが作る側のアレとして面白かったです。
 あ、あとは長谷川登鯉さんの持ってきた「枯山水」を遊びましたね。初枯山水!
 結構身構えてインストを受けたんですが、長谷川さんのインストが丁寧だったので飲み込みやすく。プレイ中はペガさんの苔を強奪したり「徳が溢れるー!」とか呻いたり、そういうとこ面白いですね。結果は惜しくも1点差で長谷川さんの幽遠な庭園に敗れてしまったんですが。悔しい! もっと綺麗に庭作りたかった!

 随所に趣があるものの石が多すぎて情緒を損ねているように感じますな

 その後はクトゥルーテーマのトリックテイキング「テケリ・リ」を。これ長谷川さん推しのゲームらしく。
ルールはキャンセレーションブラックレディをさらに一捻りしたような感じで、安全地帯が凄い少ないのが緊張感ありますね。ペガさんが凄まじい勢いで異形の者を集めてましたw

 あ、遊んでばっかじゃねーかって感じですが、「姫騎士の魂」と「犯人は踊るポーカー」もガリガリ回していたんですよ。どちらも軽いゲームなので片方を遊ぶと「もう片方もやってみましょうか」ってなって、それが終わると興味持った人が入ってきて……みたいな。結構仕事したと思います!

 この後めちゃくちゃ姫騎士した

 あ、前日と言えば、TakPやニトーキンさんと遊んだ「なまえを呼んで」がめちゃくちゃカオスで面白かったですね。この週末で遊んだ中で一番インパクトがあったのがこのゲームかも。

 さて、前日会はそんな感じで。ここから当日に話は移るわけですが、なんと前日に鍋野さんから熱が出たとの報告が入り、ひょっとしたらこれ1人になるかもしれぬ…… と戦々恐々としながら現地入り。幸いにも鍋野さんは当日回復してたみたいです。
 すでに現地に入っていたTakPやニトーキンさんからの情報提供を得て雨具を購入して鶴見緑地へ。会場に入ると既に鍋野さんが設営を7割方終えてました。役に立ててないなー(白目)
 ちなみに隣のブースがオインクゲームズさんで、壁に垂れ幕とかバンバン掲げてて、いやー、さすがだなー、みたいな。やっぱり見せ方の技術が2回りくらい違いますね。
 で、設営をあらかた終わらせてから鍋野さんは計量タイム。「姫騎士の魂」に付属の砂時計が入ってないものがあるんじゃないか、という恐れから全品チェックをその場で敢行します。ぼくはと言えば商品を並べて並べて並べて。そんなこともあってあっという間に10時に。「あ、なんか拍手してる」みたいな感じでゲムマ大阪が始まったのでした。

 後ろで作業してるのが鍋野さんです(写真撮ってないで働け)

 開場直後は割と落ち着いているというか、多分カサを袋に入れるのに時間がかかったんだと思いますが、身構えていてもあんまり人が来なくてあれ? みたいな感じ。まあ、そもそもうちのブースって初手で来るようなところでもない気はしますね……
 とか言ってたら急に人が押しかけて来て、それからはもう延々とゲームを売る機械に。なんかもういつまでも列が途切れない! 運営の方の協力を頂きながら、鍋野さんと2人でなんとか注文を捌いていきます。前回のゲムマで長蛇の列が騒ぎになったこともあって、ぼくはかなり必死でした。他のブースにも迷惑をかけることになりかねないし……
 当初の目論見では予約を取って開場直後の混雑はある程度避けられるだろうから、受け取りが始まる11時までに第一波は一段落して、それから予約引き渡しがダラダラと続く…… みたいな展開を予想していたんですが、開場からのラッシュが途切れぬままに11時を迎え、予約引き取り組も参戦。ようやく落ち着いたのは12時を過ぎてからだったと思います。

 ゲームの売れ方としてはやっぱり新作がよく動きました。「姫騎士の魂」と「犯人は踊るポーカー」を一緒に買ってくださる方が多かったです。
 新作以外では「王さまのマカロン」がやはり根強い人気がありまして、コンスタントに問い合わせを頂きながら次々とお客様の手に渡って行きました。箱の大きさもあってスペースを取るんですが、確実に捌けていくので安心感があります。
 予想外に動いたのが「ひつじ算」で、こちらはかなり早い段階で品切れに。予約があまり伸びなかったこともあって持ち込む数もそれに比例した感じだったんですが、大阪初上陸を見越してもっと強気に持ち込んでもよかったかもですね。実際カード60枚で1000円って作る側からすると破格ですよな……
 大阪初上陸と言えば「姫騎士逃ゲテ〜」もその一つで、こちらも結構な勢いがありました。開場前に予約分を別に取り分けてなかったので、「あれ、十分残ってるかな?」みたいなことが何度か。ぼく自身はとりあえず手元にあるものを全部送っとこうみたいな気持ちで結構数を余らせて帰ってくる予定だったんですが、15時前には完売しちゃったかなあ。「姫騎士の魂」との姫騎士セットで買っていくお客様も多く、コラボ効果もあったのかもしれませんw
 コラボと言えば「犯人は踊る」も、これだけを買っていく人が結構いた印象で、発売からかなり経つ上に相当行き渡った状況ではあると思うのですが、それでもなお売り切れてしまうという化け物ぶりを直に目にしました。おそろしい……
 で、そんな「犯人は踊る」の威光を借りた「犯人は踊るポーカー」ですが、こちらも「これだけ売れたら凄いよなー」みたいな数が16時前にほぼ完売。値段が値段だけに手に取りやすさもあったとは思うんですが、こちらも想像以上の売れ行きでした。
 あ、そうそう。「犯人は踊るポーカー」に関してはブース前でゲームの説明をしてたらその前に買った人に「へー、そういうゲームだったんだー」って言われて思いっきりビックリしましたw いや、言ってくれれば説明しますからw
 「犯人は踊るが面白かったからこっちも」なのかジャケ買いなのか、多分前者だと思うんですけども、なんというか、ゲーム買う人ってメチャクチャ事前予習する人から感覚で買う人まで色々いるんだなーとつくづく思いました。そして来場者の多くの人はそんな深く予習してきた人ではないとぼくは思っています。
 あ、あと個人的に「くいだおれうちうじん」が持込分完売したのが嬉しかったですw 10部しか持ち込んでないんですけどもw

 で、全体的にはかなり出足がよかったんですが、その結果ぼくも鍋野さんも列の解消のためにブースに篭もりっきりになってしまい、「11時くらいから試遊やれたらいいねー」なんて言ってた試遊スペースがまったくの放置状態になってしまったのです。試遊スペースには今回販売予定のゲームの数々が置かれていたのですが、そちらに目と手が行き届かない状態で、待機列のお客様がコンポーネントを手に手に確認したり、お客様同士で「犯人は踊る」の試遊を始めてたりと、なんかもう凄いフリーダムというかカオスな状況になってました。いやー、試遊スペースって何も手をかけなくても回るものなんですね(違)
 もちろんそれは冗談で、そちらまで余力を回せなかったのは大きな反省材料ではありまして、実際に試遊を回せる頃には「試遊で興味が湧いてもお渡しできるゲームがない」ということもあって、一体なんのための試遊スペースなのかわからんことになってたりもして。ゲームを遊べればそれで満足、という方もいらっしゃるとは思うのですが、もう少しおもてなしというか、ゲムマという非日常空間での体験の密度を濃くするお手伝いができていればなあというのは今回の大きな反省点です。しかしまあ、実際これを解決するには人手を増やすしかないような気がする…… 難しいなあ。
 試遊卓と言えば、「犯人は踊るポーカー」が完売していたこともあって「姫騎士の魂」をインストする機会が多かったのですが、その後の流れで「犯人は踊る」をインストすることがありました。
 で、「犯人は踊る」のインスト。これを丁寧に素早くやるのって結構大変なんだなと思ったり。カードの説明とかも必要ですし。あと、それで悩んだのが犬の処理で、身内では犬を出したプレイヤーが相手の手札をランダムで抜く処理で遊んでいるんですが、これはあくまでハウスルールというか元の意図そのままではないので、自分の癖が出ないように気を使ったりもして。普通に遊ぶ分にはその方が面白いんでハウスルールを押し通しちゃうんですが、さすがにその時の立場は鍋野企画の中の人みたいなものなので…… なかなか難しいなと。
 難しいといえば「人狼コイン」の説明がぼくは苦手で、これは鍋野さんにかなり振ってましたw 申し訳ない。そもそもあんま人狼知らないんす。間違ったことを言うのもアレだし。
 まあ、ゲムマも終盤になると鍋野さんの喋りを覚えてある程度自分でも喋れるようになったんですけども。うまい人のインスト聞くと自分でやる場合でも活かせるもんですね。

 とまあ、そんな感じで、全く休みなくレジと試遊台を行き来している間に大阪ゲムマが終わってしまいました。秋ゲムマ以上に余裕なかった……(白目)
 意外とブースって離れられないもので、鍋野さん自身が超有名人ということもあって、国内の流通関係の方は元より海外の流通関係の方もしきりにいらっしゃるんですよね。で、海外の方とは英語での会話になるのでどうしても長引きますし、そうなるとぼくがレジに貼り付かざるを得ないと。まあ、ぼくもお客さんと話し込むことがあって、その場合は鍋野さんがカバーに入るので持ちつ持たれつなんですけども。なかなか1人で全部切り盛りするのは難しかったりします。

 TakPから写真を提供して頂きました。オインクさんすげーと思ったらこれうちの列だったそうで…… ブースからはどれくらい列が長くなってるのかわからんのですよ

 そんな感じであっという間に終わってしまった大阪ゲムマ。ぼくが買い物に出かけたのは予約品を時間ギリギリで慌てて取りに行っただけで中古ブースや新作やら全然見てないですし、帰ってきてからアークライトの日本語版新作の話を目にしたりと、情報の発信点にいた割にはなんも知らんなーみたいな。ひどいもんですよw
 でもまあ、楽しかったことには変わりないんで、これからもしばらくは出展者側として参加する予定です。さしあたっては春ゲムマ。特に新作とかは予定してないので今回ほどヒドいことにはならんでしょう。
posted by 円卓P at 00:16| Comment(0) | 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする