2015年02月26日

鍋野企画+数寄ゲームズ ゲームマーケット2015大阪特設ページ

 2015年3月1日に開催されるゲームマーケット2015大阪に出展する鍋野企画+数寄ゲームズのポータルページです。

ブースの場所はこちら!


 鍋野企画 数寄ゲームズ ここ! eventmesh
 鍋野企画+数寄ゲームズは、新作として「姫騎士の魂」と「犯人は踊るポーカー」を出展します。



 姫騎士の魂
 姫騎士の魂のルール解説 ルールも公開されました!


 犯人は踊るポーカー まとめ

 予約について。予約受付は終了しました。沢山のお申し込みを頂きましてありがとうございました!

おしながき
姫騎士の魂 2-4人:10-20分:10才-:2000円 NEW
犯人は踊るポーカー 3-4人:10分:10才-:500円 NEW
ひつじ算 2-4人:10-20分:5才-:1000円
姫騎士逃ゲテ〜 4人専用:20分:10才-:1000円
人狼コイン 4人専用:5-15分:大人向け:700円
くいだおれうちうじん 2人用:10分:8才-:200円
犯人は踊る 3-8人:10-20分:8才-:1000円
王様のマカロン 2-4人:15-30分:6才-:1500円
名刺サイズスリーブ:100枚で300円
ホワイトカード:100枚で300円、200枚で500円

ニコニコ動画

Youtube
posted by 円卓P at 00:21| Comment(0) | 告知 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犯人は踊るポーカー製作記録 パッケは岩○で行きましょう!

 犯人は踊るポーカーのカードイラストの変遷についてアレコレ書こうと思ったんですが、あまりにも資料が多すぎる&羅列しても面白く無い&解説入れる量が膨大&その割には面白みがない、ということで、その辺はカットして、今回は箱のデザインの話をすることにします。
 今回の箱のデザインはミステリテーマということで、すんげーわかりやすく岩○文庫の装丁をなぞってみました。まあ、一口に岩○文庫って言っても、時代で装丁に変化があったりするので、どれを選ぶのかはまた趣味の出るところではあるのですが、あんまりシンプルにしすぎてもどうかなということで現行のレイアウトに近いものを提案させて貰いました。



 最初に提案した素案がこちらなのですが、だいたいこれで完成してしまっています。一番の理由はこのデザインは割と作るのがラクということでw
 専用のパッケージアートを新たに起こすのは工数がかかりますし、かと言ってカード絵の使い回しはイマイチインパクトに欠けるのは否めません。パッケージデザインにはそうしたジレンマが常について回るワケですが、このデザインならそうした手間を最小限に抑えつつインパクトも打ち出せるのでまさに一石二鳥だったんですね。
 ちなみに最初は「帯は所詮付属品やろ」と考えて、帯なしのデザインで考えていたんですが、帯がないと色彩的に地味すぎて商品として目を惹かなさすぎたので、最終的には一見目に痛いピンクの帯ありのデザインになりました。実際、帯がないと惹句とかも書き込むスペースがないんで、商品としての押し出しに欠けるというか、まあ、昔ながらの素朴さを踏まえつつバランスは取っていかないとアカンよね、ってのが難しいところではあります。

 で、この素案、製品版とは微妙に異なる点がチラホラとあります。
 まず1番最初に目につくのは箱の構造でしょうか。「犯人は踊るポーカー」は当初「姫騎士の魂」とセットで販売することを考えていたため、箱にかけられるコストは限定的だったんですね。そのためにチョイスされたのがいわゆるキャラメル箱で、この素案もキャラメル箱の展開図として作られています。実はこのデザインはキャラメル箱の方がより文庫っぽく仕上がるのでフタミ箱の製品版は若干不自然ではあるんですが「箱としてはフタミ箱の方が強度もあっていいよね」という最終判断を下したこともあって、なかなか痛し痒しというか。コストを存分に掛けられるならいくらでも工夫はできるのですが、限られたリソースをどう分配するかとなると難しいところなのですね。
 あと、背表紙の位置も違います。このデザインだと逆開きになってしまうw この辺はぼくのうっかりで、鍋野さんの奥さんに修正してもらっています。
 天地には対象年齢などの情報を赤で記してまして。これ、イメージ的には蔵書印なんですが、個人の持ち物に蔵書印ってどういうことだよ、という気もしなくもなく。あれ、そう言えば製品版だと枠線なくなってますね……

 あと、表表紙の帯のコピーが全然違います。まだこの時は適当にコピーを置いてます。このコピーは実際ゲームを遊んでみるとどういうシチュエーションなのかわかると思うんですが、初見の人にはなんのことやらですね……
 実際、簡潔でインパクトに満ちたコピーはなかなか難しく、現行の「君と僕の手の上で、犯人は踊る」もちょっとむず痒いところがあったりして。今回のデザインはタイトルが小さいのでゲーム名でもある「犯人は踊る」という文言をとにかく入れたかったんですね……

 裏表紙の帯。犯人は踊るポーカーの後ろに★★★が書き加えられていまして、「これはミシュランみたいなもんかな?」と思ってネタ元の表記をそのままなぞってみたんですが、実はこれはページ数と値段を示したもので「★=50ページで50円」という意味なんだそうです。なのでこの表記ではこのゲームは150円ということになってしまう……
 「☆=100ページで100円」らしいので、☆☆☆☆☆が表記としては正しかったんですね。はい、このゲームは500円です。
 裏表紙についてはそもそも面積に余裕がないので通り一遍の情報を記載するとそれで埋まってしまうという…… 入稿してから「あ、QRコード入れとけばよかったな」と思ったりもしたんですが、まあ、実際この辺は弄る余地はあんまないかな……



 で、2月に入ってから鍋野さんから送られてきたデザインがこちら。鍋野さんの方ではCMYKカラーで作業しているのでスクリーンショットは変色してるんですが元の色味は先程のものと同じです。
 で、こちら、見て貰えば分かる通り、小口の処理が若干違います。箱がキャラメル箱からフタミ箱に変わったので「箱付き辞書みたいなデザインにしようか」という話になって、その具体案がこれです。
 ただ、箱付き辞書もちょっと混乱する作りではあって、「あれ、こっちが小口だと蓋を開けた時に向きがこうなって……???」とか、まあ、色々な理由から結局元の文庫形式に戻ったのでした。この辺、納期やコストの関係から箱の仕様が二転三転したこともあって、ギリギリまでなんか色々やってた気がします。その辺のアレもあったので、やっぱりパッケージアートに過度に工数をかけないという判断は妥当だったのではないかなと思っていますw



 で、立体箱絵を作るために用意して貰った完成形の展開図がこちら。やっと落ち着いてホッとしましたw
 これをソースに作った立体箱絵も好評を頂けたようで、「あーよかった、独りよがりじゃなかったなー」と胸を撫で下ろしてます。
 製作の最中、一回不安に駆られて鍋野さんに「このデザイン大丈夫ですかね……!?」ってマジ聞きして「オーラ感じます」って言われてホッとしたりとか。実際、ネタを出した直後は「やっべー、これウケるー最高ー」とかテンションハイなんですが、製作が進むにつれて当初の高揚感が失われて段々懐疑的になったりもするんですね。
 特に今回の箱デザインなんかはぼくの考えたものがそのまま通っているのでなおさらで。これが適度に手を加えられていたら安心もできるんですがw



 とまあ、そんな感じで仕上がった箱のデザイン。製品版もイメージ通り上々の出来栄えで、早くこのパッケがゲムマ会場でズラッと並んでるところを見てみたい! ……いや、スペースの都合でそれはムリだなw
posted by 円卓P at 00:13| Comment(0) | 犯人は踊るポーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月20日

ポストカードゲーム、くいだおれうちうじんを語ってみよう



 くいだおれうちうじんはゲームマーケット2014秋に開催されたポストカードゲーム企画に参加して作ったゲームです。ポストカードゲームについてはこちら。
 今回のゲームマーケット大阪にも若干数持ち込むんですが、このゲームについてはあまり詳細を語ったことがなかったのでこの機会に触れてみたいと思います。

 さて、このくいだおれうちうじんというゲーム、ジャンルとしては2人用のエリアマジョリティゲームになります。手持ちのUFOコマをポストカードで作られたマップに配置して、より多くコマを配置したらエリアの得点を取れる…… そんな感じ。
 ちなみにエリアの得点計算はシャハトの王の枢機卿に似たものになっています。1位の得点はそのエリアの全部のUFOコマ数。2位の得点は自分の置いたUFOコマ数。なので相手のUFOコマを全部エリアから追い出してしまうと得点効率的にはおいしくなくて、ある程度は共存しつつも数では上回る、というのが最高効率になるんですね。この得点システムがUFOコマの配置にテクニックとジレンマを与えています。
 ゲームとして特徴的なのは、UFOコマが磁石ってことです。既に配置されているUFOコマの近くに新しいUFOコマを置くと、磁石の反発力で既に置かれているUFOコマをエリア外に押しやることができるんですね。なのでこの辺の攻防が熱いと。
 で、基本的にこのゲームは磁石同士の反発が楽しい! という一発ネタをどんだけ活かせるか、という考えでデザインされたゲームで、各部の設計はそれを意識したものになっています。

 例えば境界線の処理。このゲームはUFOコマが移動した結果、境界線上に乗ってしまうことがあるんですが、それをどう処理するか、というのはゲームデザイン上の設問として面白い課題ではないかと思います。
 で、ここでの回答は、境界線上に置かれたUFOコマは跨ったエリア全てに配置されているものとして数える、というものです。つまり、3つのエリアに跨ったUFOコマは通常の3個分のUFOコマの働きをするということ。これは熱い!
 で、こうすることで磁石の反発力を使ったアクションを自分の加点にも使えるようになるんですね。それまでは相手のUFOコマを追い出すためにしか使えなかった反発力が、今度は自分のUFOコマを境界線上に乗せるために使える。コマ配置のパターンがグッと増えるワケです。
 それと同時に相手のコマを押し出す際にもリスクが生まれます。反発力が足りずに境界線上にUFOコマが止まってしまったらむしろ相手にワンチャンを与えてしまう…… このジレンマ。これは自分の行動が却って相手にチャンスを与えてしまうトスのインタラクションでもあります。
 また、反発力はゲームのキーではあるんですが、UFOコマをあまりに近くに配置しようとするとUFOコマ同士がくっついちゃうことがあります。接触事故ですね。
 こうなるとぶつけた側にはペナルティが発生します。なので、相手のUFOから近すぎず、遠すぎず、自分の意図を正確に反映させられるように配置しなければなりません。結構テクニックと先読みがいりますw

 ということで、コンポーネントは独特ですが、やってることはかなりドイツゲームを意識したデザインではないかとぼくは思っています。少なくともぼくのプロダクトの中では一番ドイツゲームっぽいのではないかとw

 そんな感じで手応えのあるプロダクトではあったんですが、ただまあ、このゲーム、ぼくの想定外の事項が一つありました。というのはこのゲームのテストプレイは普通のコピー機で使うような上質紙を用いていたんですが、実物はハガキ用の光沢紙なんですね。
 で、この光沢紙、当たり前なんですが、ツルツルしてる…… ツルツルしてるので摩擦係数が小さくてUFOコマが凄い滑る。ぼくの想定よりもかなりダイナミックにUFOコマが動く結果になったんです。
 これ、評価に困るところではあって。プロトタイプはUFOコマの動きに若干物足りなさがあって、ズズズズッと動いてくれる製品版の動きはダイナミックでおもちゃ的な面白さがより強調されているんです。これは明確なプラス点ではあるんですが、一方でコントロールが効かなくなりすぎないか、加減が効かないのは大味すぎるんではないかという懸念がありました。
 その辺の評価は難しいところではあるんですが、ぼくの考えとしてはこのゲームの製品版はハードモードって考えればいいんじゃね、みたいなw なんかフラグ設定間違えて出荷しちゃった的な感じです。
 まあ、結果としてはバカゲーとして受け入れて貰ったようなので、よかったのかなとw 実際UFOの動きを楽しむゲームだとは思っていますんで、この根源的な触感の驚きを体験して欲しいなと思ったりもします。

 で、このゲーム、数が出てないこともあって殆ど感想を見ないゲームでもあります。そこで流星キックさんにお願いして感想ツイートを紹介させて頂けることになりました。
 遊んでみてユニークさがわかるタイトルなんですよねえ。難しい。











流星キックさん、ありがとうございました!

くいだおれうちうじん
プレイ人数:2人用
対象年齢:8才〜
プレイ時間:10分
イベント価格:200円(磁石コマ付属)
posted by 円卓P at 23:55| Comment(0) | くいだおれうちうじん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする